つれづれなるまゝに 日くらしPCにむかひて 心に移りゆくよしなし事を
そこはかとなく紫煙に託せば あやしうこそものぐるほしけれ

誰が決めたスケジュール?

きのうのYOMIURI ONLINEに、「石原環境相は『冷たい』…追悼式欠席に不満の声」と題する記事が載っていました。

水俣病を教訓に水銀の採掘や輸出入を規制する水俣条約の会議で、石原環境相が公務を理由に、熊本県水俣市で9日に開かれる政府主催の追悼式に出席しない予定になっていることがわかった。
当日開催される別の式典への出席を優先するという。追悼式には約60か国の首脳や閣僚級が参加する予定で、地元からは「大臣が先頭に立って『慰霊の碑』に手を合わせてほしかった」と不満の声が上がっている。

のだとか。
「約60か国の首脳や閣僚級が参加する予定」「政府主催の追悼式」より優先するという「別の式典」とは何? と思ったら、

長崎県・五島沖での風力発電実証機の完成式典

ですと
環境大臣が出席を優先すべきはどちら? と通りすがりの人たちに聞いたら、10人中9人「水俣市での追悼式」と答えるんじゃなかろうか?(残り1人は「わかんないでしょ)
しかも、

水俣会議の日程は今年1月にすでに決まっている。風力発電は環境省の事業で、9日の完成式典は9月以降に決まった。

というし、事務方やんごとない事情風車の完成式典を優先したスケジュールを立ててしまったのでしょうか?
仮にそうであっても、政治家の感覚で(っつうか、一般的な感覚で)「水俣市での追悼式」を優先するか、風車の完成式典の日程をズラすよう、大臣権限で事務方に指示すべきでしょうに…。

   

なんて思っていたら、きょうの昼下がり、朝日新聞DIGIATAL「石原環境相、一転参加で調整 水俣会議の追悼行事」という記事が載りました。

環境省は8日、「水銀に関する水俣条約」を採択する外交会議の際に熊本県水俣市で9日に開かれる水俣病の犠牲者の追悼行事に、石原伸晃環境相が出席すると発表した。

とな。
やはり、考え直したのか…、と思ったら、

石原環境相は同じ日に長崎県五島市沖で行われる洋上風力発電の実証機の完成式典に出席する予定だったが、台風による荒天が予想されるため中止になったという。

ですと…
仮に事務方が入れ知恵をしたのだとしても、こんな理由でスケジュールの変更を発表するなんて、石原環境相政治センスの無さが際立ちますゾ

今年1月に、「手抜き除染」問題が発覚した当日、石原環境相が役所に登庁しなかったことについて、なぜ登庁しなかったのか、どこで何をしていたのか沈黙を守り抜いたことといい、石原氏に環境大臣という自覚があるのか、内閣の一員だという自覚があるのか、はなはだ疑問です。
自民党総裁選挙で敗れた時点で、もうやる気をなくしているのではなかろうか、とまで思ったりして…。

   

以前は、私、石原氏を「やれる政治家かも知れないと期待を抱いたクチですが、国土交通大臣になった頃から、中味のない政治家だと思っていました。
だいたい、声が裏返っちゃダメでしょ、政治家は
もしかすると、石原環境相は、安倍内閣の弱点ではなく、「安全弁」(イザとなったらぶっとばして 心機一転を図る)かも知れませんな。