「南東北ドライブ旅行記 #2-13」のつづきでして、並行して書いている7月の関西旅行記と時を同じくして、5月に決行した南東北ドライブ旅行記の、最終日、3日目が始まります。
この日の旅程は当日のダイジェストをご覧いただきたいのですが、大ざっぱに言えば、米沢から一般道を東へ走って太平洋岸まで達すると、相馬ICからいわき中央ICまで常磐道を南下して、東北屈指の水族館・アクアマリンふくしまを楽しんだのち、いわき勿来ICから再び常磐道に乗って、三郷JCTから外環道を経由して帰宅した、というもので、その前半のルートを地図に示すとこんな具合です。
さっさと帰ってこようと思えば、福島市から東北道に乗って南下すれば、昼時には自宅に到着できたでしょうけれど、それはあまりにももったいないですから…。
さて、飯坂温泉をかすめて(ずいぶん前に友人たちと温泉競馬で来ましたっけ…)、
福島らしく果樹園の間を抜けて、
東へ…。
と、「米沢から一般道を東へ走って太平洋岸まで達すると」と書きましたが、途中、無料開放されている東北中央道を通りました。
立派な(そしてガラガラの) 自動車専用道を無料で走れるなんて…
で、意外なことに、宮城県をかすめるんですな。
常磐道に乗ってすぐ、南相馬鹿島SAでひと休み
米沢からここまで2時間かからずに来られたのですが、それはともかく、おぉ、相馬らしい
私、常磐道のうち走ったことがあったのは、三郷JCT~いわきJCTのみで、いわき以北を走るのはこれが初めてでした。
初めて走るいわき以北の常磐道沿線といえば、福島第一原発の事故の被災地です。
6年以上を経過して、どんな状況なんだろうかという関心を持ちつつ、クルマを南に走らせました。
さっそく現れたのは、
放射線量を示す掲示板です。
表示されていた0.1マイクロシーベルトという値がどの程度のものなのか、私にはまったく判りません
でも、除染物質を集めているらしきシートで覆われたモノが置かれている場所が何カ所も見えて、やはりただならぬ気配が感じられました。
浪岡双葉ICの直前では、
「国道6号 二輪車通行不可 双葉町~富岡町」というバナーと共に、
注意 ここから 帰宅困難区域
の看板が…
さらに5分ほど走った地点では、
3.5マイクロシーベルト
思わず緊張してしまいました。
いったいこの「3.5マイクロシーベルト」はどんなレベルの汚染度なのかを調べてみますと、環境省のサイトによれば、
環境省では、放射性物質汚染対処特措法に基づく汚染状況重点調査地域の指定や、除染実施計画を策定する地域の要件を、毎時0.23マイクロシーベルト(μSv)以上の地域であることとしました(測定位置は地上50cm~1m)。この数値は、追加被ばく線量年間1ミリシーベルト(mSv)を、一時間あたりの放射線量に換算し、自然放射線量分を加えて算出されています。
だそうで、完全に「汚染されている」レベルです
もっとも、直ちに危険 というわけではなく、
これは、放射性物質が面的に存在し、一年を同じような放射線量の場所で過ごすことを想定した地域の面的な汚染を判断していくための要件です。
だとか。
ですから、私のようにクルマで駆け抜ける分には問題無し(だから常磐道を走れる)なわけです。
でも、この地では暮らすには問題あり で、だからこそ帰宅困難区域に指定されているんですな。
帰宅困難区域を走っていると、沿線にいくつも民家が見えて、あの家に帰りたくても帰れない人たちがいるんだなぁと思って、胸が痛くなりました
つづき:2017/11/14 南東北ドライブ旅行記 #3-1









