「Misia Candle Nightをふり返る(前編)」のつづきです。
河口湖ステラシアーでのライヴでは、まだ日の高いうちに会場周辺が開放されて、グッズを買ったり、飲み食いしたり、散策したりできます。この時点ではチケットは不要です。そして、開演2時間前になると、一旦、ゲートの外に出るよう指示があり、開演1時間前に「開場」されます。
この「一旦閉鎖」前の会場周辺でのお楽しみの一つが、会場から聞こえてくるリハーサルの音
リハーサルの音がダダ漏れなんです 河口湖ステラシアーに早く到着すれば、閉演後にクルマを出しやすい場所に駐車できるし、リハーサル中のMISIAの歌声が聴けるし、それはかなり魅力的なのではありますが、事前情報の少ない「まっさら」に近い状態でライヴに臨みたいと思っていた私としてはビミョーなところ…
そうした心の揺れのおかげか、私が会場の駐車場に到着したのは、両日とも「一旦閉鎖」から間もないタイミングでした。
手持ちぶさたな時間が小一時間もあるものですから、私はクルマの中でブログ(初日と二日目)を書いて時間をつぶしておりました。
ですから、両日ともリハーサルの音を聴くことなく本番に臨むことになったわけです。
で、2日目の終盤、大好きな曲「BELIEVE」の前奏が始まった時には、「おぉっ、来たぁ~」と大興奮
実はこの曲、聞くところによれば、例の「リハーサルダダ漏れ」で聞こえていたのだとか。
もし、私が「リハーサルダダ漏れ」を聴いていたとしたら、これほど大興奮したのかなぁ…
「情報遮断」が大成功した一例であります
ところで、今年の「Misia Candle Night」、選曲・バンド編成・編曲とも、「MISIA 星空のライヴVII」の横浜アリーナ公演以降と似た感じでした。いわば、「MISIA星空のライヴ 7.2 ~Special Candle Night~」的なライヴだった気がします。
でも、ほのかに揺れるキャンドルの灯りが会場一杯に広がる中で聴くMISIAの歌声は、まさしく「夢空間」でした。
ちょっと、ほんのちょっと残念だったのは、暗くなるにつれてキャンドルの灯りが存在感を増していく過程が見られなかったこと。
河口湖公演は両日とも屋根が閉じた状態で始まりましたし、さぬき公演は日没後に始まりましたから… もし、さぬき公演が台風に邪魔されずに当初の日程で開催されていたら、そんな素晴らしい時の流れを楽しめたかもしれません。
もっとも、当初の日程だったら私は参加できなかったのではありますが…。
そうそう、さぬき市野外音楽広場テアトロンは、ほぼ真北の方向にステージがあって、ライヴ中、MISIAの真後ろの上空には北極星がずっと輝いていました
本物のポラリスを背にしたMISIAが歌う「僕はペガサス 君はポラリス」を聴くなんて、奇跡的なひとときでありました
ここからは、他に印象的だった曲を断片的ながら書いておきます。
まず、河口湖公演初日のことを、極力ネタバレしないように、奥歯にものが挟まったように書いたこちらの記事で、
とりわけ、初めて聴いた某カバー曲が素晴らしかった
という加藤登紀子さんのカバー曲「時には昔の話を」。
力強く、やさしく、美しいMISIAの歌声に加えて、歌詞がグッときて、河口湖2日目には、思わず落涙…
CD化を激しく希望します いやはや、ホント、良かった…
次は「アイヲシルセカイ」。
アルバム「NEW MORNING」を聴き始めた当初は、あまり好きじゃなかった曲なのですが(今ではだいぶ耳に馴染みました)、Lynちゃんの気迫に満ちたコーラスが冴えまくり、「あれ、これ良い曲じゃないか」と気づいた次第
それと「蒼い月影」。
もともとJazzyな曲で、あきおちゃんのSaxが入ったアレンジで聴きたい と思っていましたが、その願いは今回も叶わず…
でも、終盤の「まんまJAZZ」のアレンジはなかなかでした
そして最後は、さぬき公演のアンコールの1曲目で聴いた「つつみ込むように…」。
少人数でステージに登場したMISIAとバンドメンバーご一行、どの曲だろうかと思ったら、「つつみ込むように…」のアコースティックバージョンでした。
星空シスターズからはHanahちゃん一人が参加していまして、てっきりコーラスなんだろうと思ったら、なんとパーカッショニストとしてのご参加
それはともかく、「つつみ込むように…」のアコースティックバージョンはMisia Candle Nightにピッタリで、長崎公演とさぬき公演でしか演奏されなかったのはもったいないなぁ…
ということで、台風襲来に伴う公演延期というアクシデント(心理的 or/and 経済的な損害をこうむった方が多数いらっしゃる由)があったものの、今年の「Misia Candle Night」も上質極まりないライヴになりました。
来年以降も続いていくんだろうな。
「Misia Candle Night」を未体験のあなた お値段はちょいと張るでしょうけれ、次回は是非お出かけくださいな。ホント、ステキなライヴ・シリーズですから



