「フェルメールの2点の「真珠」が上野に来訪中(その4)」のつづきは、予告どおり先週土曜日(もう一週間前だ…)に東京国立博物館(東博)で観たモノのご紹介。
東博の総合文化展(かつての平常展)では、ところどころで「特集陳列」が行われています。
そのうち、7月3日~10月28日、平成館1階の考古展示室で開催されているのが、「動物埴輪の世界」です。
「埴輪好き」の私としては見逃すことができません
展示を紹介する前に、右の表示の中に、「撮影禁止」マークが見えます。
でも、説明をよく読みますと、
このマークがある作品は、所有者の意向により撮影することはできません。
とあります。
総合文化展の他の展示と同様、考古展示室でも、基本的に写真撮影OKです。
ただし、
フラッシュおよび三脚を用いてのビデオ、写真撮影はできません。
ですのでご注意ください。
さて、「動物埴輪の世界」、かなりこぢんまりした展示ながら、楽しかった…
看板にあしらわれている「埴輪犬」(こちらとこちらで触れたお気に入りの埴輪の一つ)が、猪ほかと並んでいるし、
馬がかわいらしいし、
鶏や水鳥もなかなか
この「埴輪鶏」は、栃木県真岡市にある、その名も「鶏塚古墳」から出土したモノだとか。
そして、Wikipediaによれば、この「埴輪鶏」が出土したから「鶏塚古墳」と名付けられたようです。
また、こちらのブログによれば、石室がかなりしっかりと残っているようで、なかなか魅力的な古墳です。ただし、私有地内にあるそうなので、おいそれと見学するわけには行かないでしょうな…
食料になったであろう鶏や水鳥、猪辺りは、亡くなった人へのお供物的な意味があるだろうし、犬や馬は、故人のペットだったのではないかと想像されます。
埴輪の造形を楽しむだけでなく、どうしてこの埴輪を造ったのかを想像するのもまた一興です。
特集陳列としてひとかたまりに展示された動物埴輪の他にも、いつもの埴輪コーナーには魅力的な埴輪が展示されていました。
埴輪界のスーパースター、国宝「挂甲の武人」を始めとして、彩色が残っている「両手を挙げる女子」とか、
「子を背負う女子」(鶏塚古墳の出土品)とか、
そして久しぶりに拝見できた、埴輪界のお笑い芸人(?)というか、東博のシンボルの一つにもなっている「踊る人々」
と、埴輪の魅力満載の東博・考古展示室です。
あ、そうだ。もちろん埴輪以外の考古史料も展示されていますよ
以上で今回の東博・考古展示室の紹介は終了しまして、次回は東博・本館で観た展示を紹介しましょう。
何度も何度も総合文化展に行き、このブログで紹介していますけれど、またもや「初見」が登場します。
つづき:2012/07/22 フェルメールの2点の「真珠」が上野に来訪中(その6)





