つれづれなるまゝに 日くらしPCにむかひて 心に移りゆくよしなし事を
そこはかとなく紫煙に託せば あやしうこそものぐるほしけれ

書店だけでなくデパートも…

ついきのうの記事「本屋さんの話をもう一度」で、

この「丸善」は、東京・日本橋の丸善ではなく、京都河原町店だそうで、このお店も2005年に閉店してしまったのだとか。

と書いたと思ったら、京都の河原町絡み、それも閉店絡みのニュースが流れていました。

四条河原町阪急、今秋に閉鎖 社長「リーマン・ショックで赤字拡大」
阪急阪神百貨店を傘下に置くエイチ・ツー・オーリテイリング(H2O)は28日、四条河原町阪急(京都市)を2010年秋に閉鎖すると発表した。京都市内で記者会見した阪急阪神百貨店の新田信昭社長は「04年から続いていた赤字がリーマンショックもあって拡大した」としたうえで「限られた面積、限られた経営資源の中で打開策が難しく、昨年夏ごろから閉鎖を検討し始めた」と述べた。(NIKKEI NET 10/01/28 17:21)

今度はデパートです。つい先日、有楽町西武が今年末に閉店することが発表されたばかりというのに…。

デパートという業態の苦境はかなり深刻なようです。
きのう(1月28日)の読売新聞は、社説でこの問題を取り上げていました。
キモの部分を抜粋しますと、こんな内容。

2009年の全国百貨店売上高は前年より1割も減って、24年ぶりに7兆円の大台を割り込んだ。1年で大手百貨店1社分の売り上げが消し飛んだ計算だ。
デフレや少子化で消費全体のパイが増えないなか、低価格で品ぞろえも豊富な衣料、雑貨、家電などの量販店が台頭している。インターネット通販も、百貨店の顧客を奪っている。
ブランド力を武器に顧客を呼び込む百貨店の経営手法は、壁に突き当たっている。生き残りには、売り上げが減っても着実に利益があがる体質への改革が急務だ。

かつての、ブランドだけで高級品が売れる風潮もおかしなものですが、現在の「安けりゃいい」というデフレも困ったものです。
実利一辺倒、効率一辺倒というのは、面白くない と私は思っています。   

100129_1_1 小さかった頃、親にデパートへ連れて行ってもらうことが、本当に楽しみでした。

基本的には、おもちゃ売場大食堂、そして屋上の遊園地ゲームコーナーがお目当てでしたけれど、それ以外の売場も、非日常性にあふれていました。

それなのに…、です。

私のあこがれだったデパートも、デパートのある繁華街も、今やさびれる一方です。

郊外に広大な駐車場を持った大型ショッピングセンターができて、古くからの商店街はさびれる一方というのは、私のふるさとに限らず、多くの地方都市で共通に見られる現象のようです。

私も、帰省するたびに、人混みが消えて、ひたすら閑散とした駐車場と空き地と「テナント募集」の貼り紙が並ぶかつての繁華街を目にして、寂しい気分に陥っています。

これからますます少子化・高齢化が進んでいくと、郊外の大型ショッピングセンターやロードサイド店だって厳しい状況に陥ると思うのですがねぇ…。

コンパクトシティ」という考え方が広まってきましたが、国・地方ともシビアな財政事情の中で、どこまで実現できるものややら…。

   

百貨店/デパート」で思い出しました。国権の最高機関で繰り広げられたこんなやりとり。

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2002年3月11日の衆議院予算委員会の議事録から。

辻元委員)あなたは疑惑のデパートと言われているけれども、疑惑の総合商社ですよ。
鈴木証人)私は、証人として誠実に答えております。うそつきだという発言は、これは撤回していただきたい、こう思いますが、いかがでしょうか。

どっちもどっちの、品格とはかけ離れた質疑を繰り広げたお二人が、今や「政権与党の同士」というのですから、時の流れというのは恐ろしいものです…。まったくもって恐ろしい…。