つれづれなるまゝに 日くらしPCにむかひて 心に移りゆくよしなし事を
そこはかとなく紫煙に託せば あやしうこそものぐるほしけれ

福岡・アートの旅 2日目のこと(その3)

「福岡・アートの旅 2日目のこと(その2)」のつづきです。

九州国立博物館(九博)「東山魁夷 自然と人、そして町」展を観たあとは、九博の常設展「文化交流展示室」へ。

と、「文化交流展示室」に入ってすぐのところで、係員さんが、スーパーハイビジョンシアターの次回の整理券をお配りしていまぁ~す」ですと。
この日の出し物は、「海の正倉院 沖ノ島」と「世界をとらえた日本のわざと美」の2本とのこと。
これは前日の宗像大社(記事はこちら)のおさらいにうってつけじゃないの と、整理券をいただき、上映時間まで文化交流展示を拝見しました。

文化交流展示室は、何度行っても、順路が難しい

メインのテーマ展示は、時代を下りながら展示物を観ることができるのですが、テーマ展示の外側に個別の展示室が配置されていて、テーマ展示を観る途中で、個別の展示室に入ると流れが妨げられるというか寄り道になってしまうというか、どうも落ち着きません

そんな中でとても面白かったのが、トピック展示「火縄銃の世界」でした。

火縄銃の伝来と普及は、日本の歴史のなかで極めて大きな意義をもつものです。本展では、日本人と火縄銃のかかわりについて、多角的にご紹介します。

という「火縄銃の世界」では、東は千葉・佐倉国立歴史民俗博物館歴博)から南は種子島種子島開発総合センター「鉄砲館」)まで、各地の博物館等から集められた火縄銃・鉄砲が、24挺展示されていました。

私、これほど大量の火縄銃を一度に拝見するのは初めてでしたし、しかも、フライヤーにあしらわれたごく一般的な銃から、どうやって使ったんだ と思わざるを得ないようなデカい銃やら長い銃、さらには捕鯨銃、そしてそして、「伝・ポルトガル初伝銃」」、国産初と伝えられる「伝・八坂八兵衛清定作 火縄銃」まで、質・量とも目を見張る展示でした

とりわけ度肝を抜かれたのが、冒頭に展示されていた「大筒『関軍兵衛尉昌信』」歴博所蔵)

口径8.5cm・全長140cmと、まるでクジラのような佇まいで、火縄銃と言うよりも、まさしく大砲の領域です
見るからに重そうで、運ぶのも、狙いを定めて撃つのも大変そう…

もう一挺衝撃的だったのは、佐伯市歴史資料館所蔵の「大鉄砲『四かいなみ』」。

長さ281.5cmですぞ
手持ちで撃つのは、狙いを定めるうちに左腕がプルプルしてきて、結局は地面を撃ちそうですが、適切な銃架があればスナイパーライフルとして有効に使えそうですな。

いやはや、ホント、面白かった

ちなみに、展示されていた24挺のうち11挺歴博の所蔵品でした。
そういえば、5年半前歴博へ出かけたとき、火縄銃の作り方の展示を観てトキメキましたっけ…(記事はこちら

   

このあたりで、スーパーハイビジョンシアターの時間になりました。

「海の正倉院 沖ノ島」に登場した品々風景は、前日、宗像大社神物館展示ビデオ拝見したばかりの品々(記事はこちら)でした。

  おぉ、現物を観たぞ
  でもここまで細かいところまでは見えなかった…

と、興奮しつつ大満足いたしました。

こうして九博の観覧を終えて外に出ると、

やはり暑いけれど、相変わらず良い天気
台風が迫る中、帰りの足が気になってしょうがなかった2年前(ダイジェストはこちら)とずいぶん違う…

当日のダイジェストに書いたように、このあと、久留米まで足を伸ばすことを決めたわけですが、それでも、太宰府天満宮にお参り。

とにかく参拝客が多い
この時期になぜ と思うくらいでした。

ご多分にもれず、聞こえてくる会話は外国語が多かった…

もう昼食時だったのですが、太宰府天満宮の参道近辺で昼食を摂るのは断念っつうか、ハナからあきらめて久留米へと向かいましたとさ。

つづき:2016/10/05 福岡・アートの旅 2日目のこと(その4)