昨夜のNHKニュースで要撃的なできごとが伝えられていました。
奈良市の興福寺で国宝の仏像などに液体が付着しているのが見つかり、警察は、何者かが意図的に液体をかけたとみて、文化財保護法違反などの疑いで調べています。
20日午後2時ごろ、奈良市の興福寺で「仏像などに液体がかけられている」と警察に被害の届けがありました。
警察が調べたところ、興福寺の境内にある国宝館に保管されている国宝の「華原磬」という奈良時代の楽器や、国宝「千手観音菩薩立像」の台座、それに、東金堂にある国宝の「持国天像」の台座など5点に液体が付着しているのが見つかったということです。
警察によりますと液体は無色、透明で、いずれの仏像も見学者が立ち入ることができる場所の近くにあり、20日午前9時に寺の関係者が見回ったときには異常はなかったということです。
警察は、何者かが意図的に液体をかけたとみて、文化財保護法違反などの疑いで詳しい状況や液体の成分などを調べています。
ですって
2009年以降、毎年奈良に出かけ、ほぼ毎年のように興福寺を拝観している私にとって、まさしく衝撃的な話です。
なんてことをしてくれるんだぁ~ って感じ。
液体をかけられた仏さまや仏具が無事に復旧することはもちろん、お堂に並ぶ仏さまだけでなく、「展示施設」の国宝館でも、ほとんどの仏さまがガラスケースに入れられることなく、肉眼で直に拝観できる現状が変更されることがないことを願っています。
そういえば、去年、全国の寺社や仏像に油のようなものがかけられるという、今回とよく似た事件が発生しました。こちらの一連の事件は、容疑者(米国在住の帰化日本人)が特定されて、彼には逮捕状が出ていますから、仮に彼が日本に入国しようとすれば、その場で逮捕されるはず。
ですから、彼が今回の興福寺の事件の犯人とは考えづらいのですが…
でも、逮捕状が出ていて、システムに登録されている容疑者をうかつにも出国させてしまったマヌケな出入国管理官もいることですし、再犯の可能性が皆無とは言い切れない気もします。
いずれにしても、早く犯人が捕まって欲しいぞ
ということで、「Misia Candle Night 奈良遠征旅行記(3日目・その1)」のつづきは、その興福寺の見聞録です。
私が興福寺を訪れたとき、「国宝特別公開2016」として、三重塔と五重塔の内陣が公開されていました。
当然ながら両塔の内部を拝観したのですが…、3年半前の北円堂&南円堂の特別公開に比べると、インパクトは小さい…
っつうか、北円堂&南円堂のインパクトがデカ過ぎた
こちらに書いたように、 北円堂の外部・内部はもちろんのこと、あれほど好きじゃない外観の南円堂が、内部にあれほど素晴らしい仏さまたちをお収めしていたとは…
ホント、目ウロコの極みでした。
これと比べてしまうと、申しわけない話ながら、三重塔と五重塔の内部は… でした。
でも、今回の興福寺も、国宝館に収蔵されている仏さまたち(もちろん大好きな天燈鬼&龍燈鬼も)は相変わらず感動モノでしたし、しばらくご無沙汰していた東金堂の仏さまたちも素晴らしかった
また、全体のプロポーションが好きじゃない東金堂の建物も、よくよく観ると面白いし。
やはり奈良に出かけたら、東大寺大仏殿を差し置いても興福寺には行かねば と、改めて思いました。
「平成30年落慶予定」の中金堂の再建工事も順調に進んでいるようで何よりです。
落慶まであと2年。楽しみです
つづき:2016/11/27 Misia Candle Night 奈良遠征旅行記(3日目・その2)

