昨日、不本意な状況で書き終えた「今年二度目の関西旅行記(その8)高野山編①」のつづきは、南海・高野線の急行電車を乗り換えた林間田園都市駅から再開します。
なんば駅を出発して50分ほどで、終点の林間田園都市駅に到着しました。
「その8」で、
両急行の発車時刻を勘案すれば、結局、林間田園都市駅で後発の橋本駅行きの急行に乗り換えることになりそうな気がしつつも、
と書いた予測が的中し、私が乗った急行の数分後になんば駅を出発した「後発の橋本駅行きの急行」に乗り換えることになりました。
たった2駅の距離なのにね・・・
でも、電車の選択を誤って、目的地に着くのが遅くなったわけではないし、後続の電車でも橋本駅まで楽々座れたわけで、問題はありませんでした。
それにしても、林間田園都市駅のホームからのこの眺め、、、
こんな場所(ゴメン)に、こんな高層マンションを建てる必要があったのでしょうかねぇ・・・
さて、これまたガラガラの急行に乗り換えて橋本駅に着いたのですが、、、ありゃ、なんじゃ、この人混みは
極楽橋駅に向かう電車が出る橋本駅のホームには、これまでと打って変わって大勢の善男善女たちであふれかえっていました
これだけ大勢の人たちは、どうやって橋本駅までやって来たんでしょ
これでは極楽橋駅行きの電車では座れそうもないだろな、という予想どおり、極楽橋駅からの折り返しの電車では座ることはできませんでした。
いや、「座ることはできませんでした」どころではなく、通勤・帰宅ラッシュ並みの混み方です
そして、急カーブ&急勾配を、キンキンと車輪を軋ませながら進む電車で、つり革につかまって苦行を強いられたのでありました。
そしてそして、約40分後、極楽橋駅に到着
ここまで来ると、完全に山村の風情ですなぁ。
でも、ケーブルカーを待つこの人混みは「山村」には不似合いです
そもそも行列とか雑踏が苦手な私、このケーブルカーに乗るのはやめて、1本待つことにしました。
そして、次のケーブルカーに乗ったわけですが、こちらでも座ることはできず、立ったまま高野山駅を目指すことに・・・
でも、先頭近くの場所を確保して、めったに乗ることのないケーブルカーを観察いたしました。
山を登るケーブルカーの多くは、2つの車両をケーブルで繋いで、釣瓶のように、ケーブルを「たぐる」ことによって、一方の車両を引っ張り上げると共にもう一方の車両を下ろしていきます。
上の写真で、レールの間にペアの滑車があって、右の滑車をケーブルが通っていますが、私が乗った車両は、このケーブルで引っ張り上げられているというわけです。
そして、ルートの中間地点に、「ターンアウト」とよばれる二つの車両がすれ違う場所がありまして、ここのレールが面白い
普通の列車用の「ポイント」ではあり得ない形状をしています
どうしてこんな形なのかは、こちらのサイトをご参照くださいませ
もうひとつケーブルカーのトリビア。
車両の先頭に座って前方を見つめる鉄道会社の人のことです。
普通に考えれば、この人は運転士さんだと思いがちですが、ケーブルカーの場合は車掌さんなんだそうです。
運転士さん(1人)は山上駅でケーブルを操作していて、車掌さん(2両で2人)は線路や車両のチェックと緊急ブレーキをかけるのがお仕事なんだとか。
それはそうと、さすがはケーブルカー、凄まじい急斜面を上っていきます
上の写真の地点では、勾配は「519.8/1000」、「1000m進む間に519.8m上る」、三角関数を使って計算すれば、傾斜角は27.465°になります。
久しぶりに乗るケーブルカーに興奮しつつも、ひとつの疑問がわいてきました。
その疑問というのは、真横から見ると平行四辺形のケーブルカー、製造するときはどのような格好なのかということ。
つまり、真っ平らな床の上で製造するのか、はたまた、傾けて製造するのかということです。
真っ平らな床の上で製造しているとしたら、座席は傾けて設置しなければならないでしょうし、重力の向きが使用状況と違ってしまいます
一方、傾けて製造しているとすれば、作業員の方々が気持ち悪くなってしまいそうです。
こんなことを考えるうち、山上駅の高野山駅に到着しました
ここからは、バスで高野山の中心部に向かったのですが、ここから先はまた後日。
つづき:2015/11/13 今年二度目の関西旅行記(その10)高野山編③








