「厳寒の東北流れ旅 盛岡編 #7」のつづきです。
岩手銀行赤レンガ館の「盛岡銀行ゾーン」(有料エリア)の最初のコーナーは、この見事な建物の設計者に敬意をはらうかのように、辰野金吾と葛西萬司お二人の紹介パネルでした。
今、改めてこの説明パネルを撮った写真を見る(読む)と、葛西さんの代表作の一つとして取り上げられている盛岡貯蓄銀行(1927年竣工)は、
鉄筋コンクリートを基本とし外壁に花崗岩を使用しています。盛岡信用金庫本店として岩手銀行赤レンガ館の向かい側に現存しています。
だそうな😲
え" です😲
ちょっとあわててGoogleマップのストリートビューを見ると、
ホントだ😲
岩手銀行赤レンガ館の極々至近の場所に築98年の建物が残っているではありませんか😲
ぬかりました😱
「写真に撮ったから」と、その場で葛西さんの業績をよく読まなかったことが悔やまれます😭
次に盛岡で観光する機会があったら、ぜぇったいに観に行きます👊
ところで、この最初の展示スペースは「旧第二応接室」だったそうで、立派な暖炉が据えられていました。
暖炉は、この「旧第二応接室」の真上の階にある「旧第一応接室」でも見ることができました。
この二つの暖炉、大きさはほぼ同じながら、デザインがまるで違う😲
この頃の暖炉はオーダーメイドでしょうから、設計・施工者の遊びごころなのでしょうね😊
「旧第一応接室」の説明板にこうありました。
旧事務室(営業室)以外ではこの部屋のみ内装のわかる古い写真が残っています。それによると、現在の白い漆喰の壁ではなく、模様のついた壁紙(おそらく織物)が張られていたことがことがわかります。また、床には模様の入った絨毯が敷かれ、その上には椅子やテーブルなどの調度品も置かれ、暖炉の上に鏡が掛けられ、窓の前にはドレープとレースのカーテンが設えられていたこともわかります、賓客を応接するにふさわしい豪華な内装✨であったことが垣間見えます。
この説明を読んで思いだしたのは、秋田市赤れんが郷土館です。
岩手銀行赤レンガ館竣工の翌年(1912年)に旧秋田銀行の本店として建てられたこの建物も、頭取室とか、
貴賓室には、暖炉が据え付けられていて、織物の豪奢✨な壁紙が張られていました。
さすがに絨毯は消耗品だから貼り替えた感じでしたが、それでも、明治末期の銀行の内装がよくわかる秋田市立赤れんが郷土館でした👍
話を岩手銀行赤レンガ館に戻しまして、暖炉についても説明板がありました。
1階、2階とも正面から向かって右奥の階段を挟んだ2室ずつの合計4室(旧第一応接室・旧第二応接室、旧支店長室・旧重役室)には暖炉が備わっています。暖炉周りのマントルピースは共通して蛇紋岩と白大理石でつくられ、1階の2室は中央の白大理石の縁取りが矩形を基調としながらも彫刻が施され、やや装飾的です。2階の2室は中央の白大理石が円形で蛇紋岩には白目地が浮き出て特徴的です。いずれも上部には鏡が備えつけられていた痕跡はあるのですが、現在は失われています。
ところで、この建物が新築された頃、暖炉のない部屋の暖房はどうしていたのでしょうか🤔
岩手銀行赤レンガ館の16年後に竣工した旧盛岡貯蓄銀行の方は「暖房は、当初より、各室にスチームを設備しボイラー室を地下室として設けている」だそうですが、スチーム暖房を後付けするのは大変だろうしなぁ🤔
でも、2012年までは現役の銀行として営業をしていたわけで、、、、でも、空調のダクトとかは見えなかった。「保存修理工事」で空調のダクトは撤去された可能性はあるな🤔
要は、判りません😅
💰
最後に紹介(?)するのは、銀行の心臓部・金庫室です。
作り付けの金庫室の鋼鉄製の扉についてる銘板に、んん? となりました。
東京市 馬喰町
竹内製造
とあります。
こりゃもしかして…🤔
と、過去記事を検索したら出てきました❗
2024年11月に鶴岡の「旧風間家住宅 丙申堂」で見た金庫も竹内製造製でした❗(記事)
風間家は山形・庄内地方ではかの本間家に次ぐ大地主で、現在の荘内銀行のルーツの一つ「風間銀行」を経営していた家。丙申堂は風間家の住宅兼店舗だったそうですから、プロ仕様の金庫を備えていても不思議はありません。
で、丙申堂の金庫のダイヤルが数字ではなくカタカナを選ぶタイプだったことはブログで書いたとおりですが、岩手銀行赤レンガ館の金庫も、
重厚な外開きの鋼製扉の内部にはさらに内開きの鋼製竪格子扉を備える、建物と一体となった金庫です。カタカナが刻印してあるダイヤル式の錠と鍵穴があり二重ロックになっています。
でした。
その金庫室、中に立ち入ることはできませんでしたが、覗く👀ことはできました。
なんとも殺風景で、倉庫というか物置というか…。
なお、日本銀行旧小樽支店(金融資料館)(この建物も辰野金吾による設計)の金庫室の中はこんな感じでした。
パレットに積み重ねられている札束の群れ💰は、当然のようにレプリカ(敢えて「偽札」とは書かない)です😅
岩手銀行赤レンガ館の金庫室の内部には何枚ものお札が貼られていたのが印象的でした。
ただ、お札をセロハンテープで貼るのはいかがなものかと…😅 せめて両面テープを使えばよかったのに…。
ということで、岩手銀行赤レンガ館をしっかりと楽しませていただきました👍
私、明日から3泊4日の旅程で、「MISIA星空のライヴXIII GRAND HORIZON」神戸公演絡みで関西(神戸・京都)に遠征する予定にしておりますので、つづきの「盛岡編 #9」を書くまで間が空くと思われます。あしからず😅
🚩つづき:2026/02/28 厳寒の東北流れ旅 盛岡編 #9










