つれづれなるまゝに 日くらしPCにむかひて 心に移りゆくよしなし事を
そこはかとなく紫煙に託せば あやしうこそものぐるほしけれ

美術館に行った!

090403_1_01 買い物に大宮まで行ったついでに、北浦和の埼玉県立近代美術館(MOMAS)に行ってきました。今、MOMASで開催されている企画展は、「美術館に行こう! ディック・ブルーナに学ぶモダンアートの楽しみ方」。

MOMASのある北浦和公園の入口には、こんな看板が…。私のようなおっさんが一人で行くには、場違いな雰囲気が漂っていて、私にはミッフィーよりも、ちょうど公園内で準備していた「埼玉県中央メーデー」の方が似合っている気がしました。
ちなみに、メーデーとはいいながら、最近は5月1日にやらなくなったんじゃなかったっけ?と思って調べてみると、全労連系の「中央メーデー」でした。どうりでちんまりしてると思った…。

それでも、せっかく無料で観られる(私、「fam.s」というMOMASの会員なもので…。)のですから、ここで引き返すのもつまらないので、ずんずんMOMASに向かって歩いて行きました。すると、なんとなんと、MOMASの窓ガラスにもミッフィーの顔が並んでいる
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写真ではガラスに風景が写り込んで(これが黒川紀章設計になるこの建物の売りの一つ)よく判りませんが、これじゃ、まるで幼稚園です(かなり凝った建物ですけど…)。館内でも、企画展示室に向かう階段にもミッフィーの顔のシルエットがずらり いったい、どうなることやら…。

   

で、見終えての感想は、と申しますと、「う~ん、楽しかった」。

うさこちゃん びじゅつかんへいく (ブルーナの絵本) うさこちゃん びじゅつかんへいく (ブルーナの絵本)
価格:¥ 630(税込)
発売日:2008-06-05

この企画展は、①見てみよう。②考えてみよう。③作ってみよう。の3部構成になっていまして、「①見てみよう」は、「うさこちゃん びじゅつかんへいく」で、ミッフィーが美術館で体験したことを、MOMASのコレクションで実際に体験してみようというもの。
これが面白かった。モダン・アートに馴染みのない大人、ハナから「わからない」とさじを投げている大人には、格好の「モダン・アート入門編」になると思います。

090430_1_3 この中で、かつてMOMASの企画展で個人的に激しく盛り上がった木村直道さんの作品を観られたのはうれしかった…。木村さんは、廃品(scrap)を使った彫刻(sculpture)、名付けて「スクラプチュアー」を生み出した人です。今回は木村さんの作品が10点ほど展示されていましたが、たとえばこれなんてどうでしょうか。
タイトルは「サカリのついた猫」。鉄棒とボルトと鉄板でできたこの作品から「んぎゅぁ~」という猫の声が聞こえてくる気がしませんか?

   

話をブルーナさんに戻して、②考えてみよう。で展示されていたブルーナさんが装丁した本(日本で言えば文庫本かハヤカワポケットミステリー)の数々が、これまた面白かった。様々なスタイルを試行錯誤している作品群とか、ブルーナが生み出したキャラクター(ブラック・ベア、トレンチコートの男、ベレー帽の男、○と-だけで描かれた天使)やパイプ、ピストルといった小物が色々なバリエーションを見せてくれる作品群は、ホント、面白かった。

いやぁ、目から鱗、とはこんなことを指すのかもしれません。
この「美術館に行こう! ディック・ブルーナに学ぶモダンアートの楽しみ方」展くらい事前の予想を遙かに上回って楽しめる展覧会って、そうそうあるものじゃありません。

お奨めです。小さなお子さん連れでも、カップルでも、オヤジ一人でも、十分に楽しめると思いますよ。下は、この企画展のチラシ(部分)です。 

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090430_1_5 そしてこちらは、私が日頃使っているペン立て。

数年前、口座を開いた時に、あさひ銀行(当時)からいただきました。預金通帳も(キャッシュカードもだったかな?)ミッフィー柄のを選べたのですが、さすがに、普通の地味なのにしましたです、はい。