もう1週間以上も前のことですが、6月14日に「六本木クロッシング2010展:芸術は可能か?」のクロッシング・プライズが発表されていました(リリースのPDFはこちら、そして公式ブログはこちら)。
受賞者は、観客が投票して選ぶ「オーディエンス賞」と森美術館のお偉方が選ぶ「MAM賞」が各1名、特別審査員が選ぶ「特別賞」が3組、合わせて4名+1組。
この受賞者の方々の作品は、どれも私にとって、良い意味でも悪い意味でも、印象的な作品でした。
こちらとこちらで書いたように、私が「オーディエンス賞」に1票を投じた宇治野宗輝さんが「特別賞(八木亜希子さん選出)」でしたし、次点だった照屋勇賢さんが見事に「オーディエンス賞」を受賞しまた。
また、「MAN賞」も、「特別賞」の残り2組の方々の作品も、かなり私の記憶に残っています。この点では、「まぁ、そんなもんか…」なのですが、「特別賞(伊勢谷友介さん選出)」のChim↑Pomのは嫌悪感をおぼえた作品だったし、同じく「特別賞(隈研吾さん選出)」の加藤翼さんの作品は嫌悪感に近い感覚だったし、「MAM賞」の青山悟さんのは「なんか良いのだけれど、何じゃ、これ?」的な作品だったというのが、どうも…。
残念だったのは、青山さんの作品が「刺繍」だという説明はあっても、どこがどう刺繍されたものなのかがさっぱり判らなかったこと。
なめるように、じ~っくりと作品を眺めたのですが、ただ「キラキラするモノクロ写真」にしか見えませんでした。
そんなわけで、展覧会を観た後の気分と同様に、なんとも不完全燃焼というか、生煮えの感が強い今回のクロッシング・プライズでありました。

