もう2週間前のことになってしまった「記念館・美術館・博物館をハシゴ」、「その2」のつづきです。
憲政記念館の次は、三の丸尚蔵館に向かったわけですが、そのルートをどうしたらよいか考えながら国会図書館の前を歩いていました。
漠然と、
永田町駅⇒有楽町線⇒飯田橋駅⇒東西線⇒竹橋駅⇒徒歩⇒皇居東御苑(北桔橋門⇒本丸跡⇒三の丸尚蔵館)
というルートが思い浮かんだのですが、随分と遠回りの気がします。
三の丸尚蔵館なら大手門から近いし、大手門なら大手町駅が近い。それも、同じ大手町駅でも、東京メトロ・千代田線か都営三田線の大手町駅が近いはずです。
御存知の方も多いと思いますが、東京メトロと都営地下鉄の5路線が交差する大手町駅は、とにかくデカい
間違って丸ノ内線に乗ってしまったら、大手門まで延々と歩かなければなりません。
そんなわけで、「交差点の案内標識が変わる…か?」で追記したように国会議事堂の裏側を半周して、国会議事堂前駅から千代田線に乗りました。
国会議事堂前駅から霞ヶ関駅⇒二重橋前駅と3駅で大手町駅に到着。
久しぶりの大手町駅です。もしかしてこの時以来か?
大手町駅の構内の矢印がおもしろい
Japanesqueでよろしいんじゃありませんか?
大手門の手前までやって来ました。
皇居内堀のアイドル、コブハクチョウが出迎えてくれました。
そして、私を出迎えるよりも食事が最優先な鯉たち…
凄い勢いで食事中でした。
よく食べるだけに、体もデカい
前回の旧江戸城本丸散策(記事はこちら)の際には素通りした三の丸尚蔵館、今回はメインでございます
この日(2013/11/24)、三の丸尚蔵館では「開館20周年記念 美を伝えゆく -名品にみる20年の歩み-」が開催中で、しかも、最終日
思いのほか狭い展示室(私、三の丸尚蔵館に出かけたのはこれが初めてでした)に、思いのほか大勢の観客が詰め掛けていました。
そりゃそうでしょう、これほどの正真正銘のお宝を、それも無料で観られるなんて、めったにない機会ですから
ちなみに、私が観た作品は、、、
1. 春日権現験記絵(巻第3) 高階隆兼
2. 扇面散屏風 俵屋宗達
3. 古今和歌集賀歌三首 伝藤原公任
3. 喪乱帖 王羲之(搨本)
4. 萬国絵図屏風
5. 漆皮箱 (法隆寺献納宝物)
6. 薩摩地透彫香炉 十三代沈壽官
7. 動植彩絵 (群鶏図、紅葉小禽図) 伊藤若冲
8. 巌 (裏面:風景) 中村彝
のたったの8点(9点)なのですけれど、つくづく、量より質だと思い入りました
仮に、これらの作品が皇室・宮内庁所蔵でなかったら、その多くが国宝指定間違いなしだと考えるのは私だけではないでしょう。
これほどの銘品揃いを、ちょっと混んでるとはいっても、東京国立博物館(東博)の特別展に比べれば、「内覧会か?」と思うような状況でじっくりと鑑賞できたのは、まさに眼福でした
2009年秋に東博で開催された「皇室の名宝」展(記事はこちらとこちらとこちら)で、その質・量の凄まじさに圧倒された私ですが、改めて、その濃さに感嘆いたしました
ところで、今、京都(京都国立近代美術館)では、
宮内庁三の丸尚蔵館が所蔵する美術工芸品の中から、選りすぐった近代以降の作品約180点を紹介するもので…
という「皇室の名品」展が開催されています。
フライヤーには、「皇室の名宝」展で私が一番「お持ち帰り」したかった並河靖之の「七宝四季花鳥図花瓶」がフィーチャーされていますなぁ。
京都国立近代美術館は、並河さんの旧宅兼工房から至近です。
「近所まで帰ってきました」というヤツでしょうか。
冗談はさておき、この「七宝四季花鳥図花瓶」、機会があったら、絶対に生で観ることをお薦めします
「皇室の名品」展は来年1月13日までの開催ですので、まだ時間はありますよ
それはともかく、三の丸尚蔵館での「開館20周年記念 美を伝えゆく -名品にみる20年の歩み-」は、これまで三の丸尚蔵館に行ったことがなかったことを悔いつつも、ひたすら楽しませていただくひとときでした。
これからは、三の丸尚蔵館での企画展をしっかりとチェックさせていただきます。
つづき:2013/12/08 記念館・美術館・博物館をハシゴ(その4)





