つれづれなるまゝに 日くらしPCにむかひて 心に移りゆくよしなし事を
そこはかとなく紫煙に託せば あやしうこそものぐるほしけれ

タバコの値上げを目前にして思うこと

100929_1_1 日本国内の成人のうち、3/4の方々には直接的な関係はない話でしょうけれど、あさって、10月1日からタバコが値上げされます。
私が普段吸っているマイルドセブンFKは、現在の300円から410円へと、110円も値上がりします。

ムダなあがきと知りつつも、わたしもちょっとだけ買いだめしています(今日&明日もカートン買いする予定)。

これ以上税金が上がったら、商売&産業はあがったりだぁ」と、日本たばこ(JT)は今年末に検討される来年度税制改正にあたって、「平成23年度 税制改正における たばこ税に関するJTの意見」というのを出しています。
冒頭を引用してみましょう。

本年10月1日からの増税は、過去に例のない一本当たり3.5円の大幅な増税であり、お客様に多大な負担を強いるのみならず、葉たばこ農家や小売店を含む国内たばこ業界全体に甚大な影響を及ぼすものと危惧しております。
平成22年度 税制改正大綱においても、「(たばこ税率の引上げの)判断にあたっては、たばこの消費や税収、葉たばこ農家、小売店、製造者等に及ぼす影響等を見極めつつ行っていくこととします」と記載されており、今回の大幅増税の影響が全く見通せない中で、
更なるたばこ増税を行うことには断固反対いたします。

ふむふむ、今回の増税は「一本当たり3.5円の大幅な増税」で、「お客様に多大な負担を強いる」とな。確かに。
一本当たり3.5円の大幅な増税」といったら、20本入り一箱当たり70円も増税になるわけだもんな・・・

あれ? 増税額は今回の値上げ幅と違うぞ…

JTは自社サイトで、「たばこの税負担」と称して、1998年12月以降の代表的なタバコ(マイルドセブンだと思う)の価格とたばこ税の推移を図で説明しています。

100929_1_2

マイルドセブンは、発売されたとき(1977年6月)の150円から、'83年5月(200円)、'86年5月(220円)、'97年4月(230円)、'98年12月(250円)と小刻みに値上げされ、以降は上のグラフが示すとおりです。
で、このグラフには書かれていませんが、タバコの売価から税金を除いた金額(つまり税抜きのタバコ本体の価格)はどうだったのでしょうか?

計算(引き算)してみました。

 

すると、'98年12月~:96.66円 ⇒ '03年7月~:99.30円 ⇒ '06年7月~:110.84円 ⇒ '10年10月~:145.60円ですと…。

増税だけではなく、タバコ本体もしっかりと値上げしているではありませんか
これって、便乗値上げっつうやつではないか

今回の値上げについてのJTのリリース「たばこ税増税に伴うたばこの小売定価改定の認可について」(2010/07/16発表)の中に、こんな記述がありました。

今後、大幅な販売数量の減少が想定される中、引き続きお客様にご満足いただける品質・サービスをご提供するためには、コスト削減努力のみでは対応できないことから、この度、増税分以上の価格改定をお願いさせていただくことといたしました。

ががががぁ~~~ん・・・
やってくれるぞ、JTぃぃぃ歯ぎしりモード)

でも、まぁ、結局、喫煙者の肩身がますます狭くなるご時世ですし、素直に受け入れるしかありませんな…

   

紙巻きタバコの税金は、「1本当たり○○円」と決まっています。

1本の紙巻きタバコの長さや太さには特に制限はなさそうです。

と、なれば、例えば長さ30cmくらいのタバコをつくって販売して、喫煙者は吸いたいだけ吸ったところでハサミでタバコをちょん切って、次は、ちょいと短くなったタバコに再点火して喫煙する、という風にすれば税金は安く抑えられるのではなかろうか?

こんなことを考えて、職場の喫煙者の賛同を求めてみましたが、鼻でフン…でした…

なかなか良いアイデアだと思ったのですがねぇ…。

   

先日、読売が妙なニュースを流していました(記事はこちら。リンク切れご容赦!)。

スーパーで、たばこ2カートンを盗んだ疑いで逮捕された容疑者が、

  「金がなかった。(10月に)値上がりする前に盗んでおきたかった」

と供述したというのです。

なんかじゃありませんか? 値上がり前に盗んでも、値上がり後に盗んでも、「たばこ2カートン」は「たばこ2カートン」で変わりはないのに。

これが、「スーパーの損害がなるべく小さくなるよう、値上がり前に盗んだ」ということだと、情状酌量のネタになるのでしょうか?
いや、逆に、自分の犯罪をより小さくするためか?

ま、どうでもよいことですけど…