つれづれなるまゝに 日くらしPCにむかひて 心に移りゆくよしなし事を
そこはかとなく紫煙に託せば あやしうこそものぐるほしけれ

世田谷で「ハシゴ」

何の因果か、せっかくの休日だというのに、ちょっとした仕事で職場近くまで行ってきました。

帰りはラクラクだったのですが、朝は行楽渋滞が酷くて、首都高・中央環状線を富ヶ谷で出て(首都高はここから3号下りの三軒茶屋まで渋滞)、ひたすら国道246号線を使いました。
おかげで、普通の朝なら1時間半で行けるところ、2時間かかりました…

こうしてまで出かけたというのに、用事(仕事)は1時間ちょっとで終了し、さっさと帰宅…、なんですが、せっかく出かけてきたのだから、どこかに寄って帰ろうと考え、

  そうだ 世田谷美術館、行こう。

ということにしました。
世田谷美術館には、いつか行きたいと思いつつ、まだ一度も行ったことがありません。電車の便はあまりよくないところですし…。
持って行っていた「なんちゃってiPhone」世田谷美術館のサイトを見ると、

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来週末までの予定で「対話する時間 世田谷美術館コレクションによる現代美術展」が開催されています。

もしかしたら、バナーに使われている青いモヤシみたいなのは、こちらの記事で登場した李禹煥さんの作品か?

なんだか行ってみる価値がありそうです。世田谷美術館なら、例の「いつも赤信号」世田谷清掃工場前交差点を左に曲がった先にあることは知っていますしネ

でも、一応、駐車場の場所を確認しておこう と調べると、世田谷清掃工場前交差点を左折した先にある駐車場有料で、こことは別に、世田谷美術館専用の無料駐車場があるのだとか

世田谷美術館スタッフによるセタビブログによれば、

東名高速用賀インター入口(信号名:環八東名入口)の方に曲がり(角にマクドナルドがあります)、高速に乗らずに側道を走ります。最初の信号の手前右側、高架下に駐車場があります。

とな
これは有用な情報です

実際に行ってみると、駐車場にしか案内看板はありませんが、簡単な道順で、迷うことなくたどりつけました

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片や、駐車場から美術館までがちぃと判りにくい…

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もっとも、グニャグニャした遊歩道を無視して公園を突っ切れば良いだけではありますが…。

さて、世田谷美術館はたいそう立派な美術館で、

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コレクションだって、質・量とも、その辺の道府県立の美術館だってかなわないのではないかと思うほどのレベルの高さだったのですが、別の意味で私の関心を最も惹き付けたのは、館内で見かけたポスターでした。

121103_1_05 右の画像は、ポスターではなくフライヤーですが、世田谷文学館「齋藤茂吉と『楡家の人びと』展」が開催されているんですと

かつて随分と読み耽った北杜夫さん(こちらをご参照:丸谷才一さんも先月亡くなられました…)の追悼も、図らずも兼ねた企画展

これはぜったいに行かねば

それはいいとして、世田谷文学館はどこ? 駐車場はあるのだろうか?

世田谷文学館のHPで調べると、ありました~、駐車場👍
そして道順は、

環状8号線を北上、小田急線の高架をくぐり、「千歳台」の交差点を越えて、1つ目の信号「芦花公園前」を左折。
道なりに進み、2つ目の信号「芦花公園西」を右折。道なりに進み、右側にみえるゴルフ練習場(芦花パークゴルフ)の角を右折して、世田谷文学館駐車場入口へ。

と、またもや登場、「いつも赤信号」★★★千歳台交差点

121103_1_12こちらは、道順をうろ覚えで向かったもので、最後の最後にちぃと迷いましたが(決断に迷ったという意味で、道には迷っていません)、こちらにも無事に到着

で、歌心(うたごころ)のない私にとって、齋藤茂吉に関する展示はピンと来こなかったものの、北杜夫さんと「楡家の人びと」関連の展示は、グッと来るっつうか、がこぼれそうになるほど、入ってきました もう、しょっぱなから

かねてから、もしこの世に存在するのなら、是非とも観たい と思っていた青山脳病院模型デス (模型の写真はありませぬ)

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あぁ~ と、心の中で叫んだ私でした。

楡家の人びと 第1部 (新潮文庫 き 4-57) 楡家の人びと 第1部 (新潮文庫 き 4-57)
価格:¥ 580(税込)
発売日:2011-07</nobr>

 

121103_1_07 更に、さんの自筆原稿青山脳病院ゆかりの品々に、私は初めて楡家の人びとを読んだ数十年前タイムトリップしていました。

改めて、展示されている楡家の人びとの登場人物のプロフィールを見ていると、なんと魅力的「人びと」なんだろうかとときめいて、超久しぶりに楡家の人びとを読んでみたくなりました(単行本/文庫本とも実家にある…)
ちなみに私、伊助爺さん桃子ちゃんがお気に入りでした。
121103_1_08 それにしても、Tomoyuki Tamakiさんのイラストが最高
私が持っていた登場人物のイメージとピッタリ

こんなイラストを作って(採用して)しまう世田谷文学館のセンスの良さ

これに留まらず、世田谷文学館は、こんなのまで準備していました。

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「マブゼ共和国」の旅券に「マブゼ共和国」入国ビザのスタンプが捺されるっつうのは、ではあるのですが、そんなことは放っておいて、こりゃ楽しい

「休日、それも祝日なのに、仕事かよぉ~」と憂鬱だった私ですが、「災い転じて福となす」で、とても有意義な一日(半日?)になりました

121103_1_11【追記】世田谷文学館の駐車場にクルマを停めて、1階へ行こうとエレベーターまで行きますと、こんな掲示が

本日、世田谷文学館は、
展示室無料開放
となります。

ですって

おぉ、Lucky

さすがは「文化の日」 でございました。
(2012/11/03 19:47)

つづき:2012/11/04 この季節に「サクラサク」