きょうの昼下がり、新聞社のウェブ・サイトを眺めていると、かなり驚く記事がありました。
朝日新聞のサイトから引用します。
旧東宮御所を国宝に 文化審答申、明治以降の文化財で初
文化審議会(西原鈴子会長)は16日、明治以降の文化財としては初の国宝に、東京都港区の旧東宮御所(現・迎賓館赤坂離宮)を指定するよう川端達夫文部科学相に答申した。ほかに、重要文化財として答申されたのは、福岡県志免(しめ)町の旧志免鉱業所竪坑櫓(たてこうやぐら)や大阪府吹田市の旧西尾家住宅など建造物9件。重要伝統的建造物群保存地区として愛媛県西予市の宇和町卯之町を選定し、島根県大田市温泉津(ゆのつ)の保存地区の範囲を拡大するようにも答申した。
旧東宮御所は、重要文化財と同時指定された。片山東熊(とうくま)の設計によるネオ・バロック様式の宮殿建築で、1909(明治42)年、皇太子明宮嘉仁(はるのみや・よしひと)親王(後の大正天皇)の住居として完成した。戦後、2度、大きな改修が施され、今年100年を迎えた。
西欧の建築様式を採用しながらも、屋根の甲冑(かっちゅう)をかたどった青銅製彫刻など日本的な装飾も見られ、「明治以降、昭和戦前に建設されたわが国の建築を代表するものの一つとして、文化史的意義が特に深い」と評価された。
迎賓館赤坂離宮が国宝に選ばれること自体は、「当然だ」とまでは思わないまでも(何せ国宝の世界では江戸時代でも「先日」みたいな扱いですから)、それもアリかも、と思います。
ですが、私が「ちょっとぉ、どういうことだよぉ~」的に驚いたのは、たった2日前の記事の冒頭で、この建物に(ほんのちょびっとですが)触れていたからです。
せっかくですので再掲しておきます。
12日の午後(記事はこちら)を心豊かに過ごした東京国立博物館(東博)、正面入口を入って左側に表慶館という本館以上に趣に満ちた建物があります(本館も日本建築史に残る建物です)。表慶館は、当時の皇太子(後の大正天皇)のご成婚を記念し、1909年に日本最初の本格的な美術館として開館した由緒ある建物で、設計は迎賓館(旧赤坂離宮)をも手がけた片山東熊さん。
ね、書いてますでしょ。
いやぁ、ビックリですよ、ホント。
さて、本当の主役「迎賓館赤坂離宮」、残念ながらというか、当然ながらというか、私は柵の外から見たことしかありません。
ですが、内閣府のHPで内部を含む紹介映像(約15分)をみることができます。なかなかですので、お時間に余裕がありましたら、こちらからどうぞ。
国宝に選ばれながら「一般には非公開」を貫くのはかなり問題があると思いますので、是非、一般公開をお願いしたいものです。
そしてついに…:2020/03/02 コロナウィルスにも負けず出かけてきた #4