きょうはどの旅行記を書こうか…と考えたけど、やはり順番だろ
ということで、「大阪でビバった旅行記 #2-5」のつづき、京都鉄道博物館見聞録のつづきを書きます。
今回は、「#2-5」で、
もうちょいと鉄道そのものに近づいた話を書きますね。
支柱の部分に「ハ」を横にしたような出っぱりが縦に並んでいますけど、これは単調な支柱にアクセントをつけようとしてつけたわけではなく、大きな目的を持っています。
その目的とは、風切り音の低減
できれば、こちらのサイトをじっくりお読みいただきたいのですが、パンタグラフの風切り音を小さくする方法を研究していたJRの技術者の方が、フクロウの羽ばたき音が極めて小さいことに着目して、その理由を研究した結果をパンタグラフに応用したものだそうで、この「ハ」を並べることで、騒音を30%も低減したのだとか
素晴らしい話ですよねぇ~
自然に学ぼうとする発想とか、それを取り入れるある意味謙虚さとか、実用化する実行力とか、ホント、お見事です
パンタグラフの話を続けると、私を含む普通の乗客には、電気が流れるトロリー線とパンタグラフが接する部分を観ることはほとんどありません。
その部分はこうなっていました。
パンタグラフの頂点にあたる部分に、錆びたような色の平行四辺形の板が何枚も張られています。
これが「すり板」という身も蓋もない名前の部品で、この部分がトロリー線に接して電気を電車に取り入れます。
パンタグラフは、思いのほか広い面積でトロリー線で接しているんですねぇ
さらに、すり板の特定の場所だけがすり減らないよう、トロリー線がジグザクに張られていることは、御存知の方が多いかもしれません。
ところで、東京の地下鉄のうち、銀座線と丸ノ内線の車両にはパンタグラフがついていません。というか、トロリー線がありません。
銀座線と丸ノ内線は、レールの外側にもう1本レールのようなもの(第三軌条)を敷いてそこに電気を流し、電車は足元にあるパンタグラフ代わりの「集電靴(コレクターシュー)」を第三軌条に接触させて、電気を取り入れています。
第三軌条方式は、トンネルの断面積を小さくする(=建設費低減)ことに効果がありますが、地上を走る他社線との相互乗り入れが難しいという欠点があります。
う~む… ですな。
そういえば、ずいぶん昔のこと、友人から、「空き缶が線路に落っこちて、第三軌条に接触すると危ないので、銀座線と丸ノ内線の駅の売店では、缶飲料を売っていない」という話を聞いたことを思い出したのですが、ホントか?
駅構内では、第三軌条はプラットフォームと反対側に設置されていますし、地下鉄駅の売店以外で買った缶飲料が持ち込まれることは容易に想像できるわけで…
それにしても、どうしていままでこの「話」の真偽を確かめなかったんだろ?
通勤で銀座線や丸ノ内線を使っていた時期もあったのに(それも短い期間ではない)。
今週末にでも確かめてみることにします
つづき:「#2-7」


