つれづれなるまゝに 日くらしPCにむかひて 心に移りゆくよしなし事を
そこはかとなく紫煙に託せば あやしうこそものぐるほしけれ

3年半ぶりの福岡旅行 #3-1

「3年半ぶりの福岡旅行 #2-6」のつづきは旅行最終日のあれこれです。

私は14:00発の飛行機を予約していましたので、午前中をまるまる観光にあてることができるわけですが、さて、どうする? 
この日は月曜日なので、美術館・博物館休館がデフォルトです。
天気は前日同様に上々ですし、この季節ですから、太宰府天満宮にお参りかたがたを見に行こう と決定しました。

ホテルで辛子明太子をフィーチャーした朝食を摂ったのち、チェックアウトしていざ出発

中洲川端駅からひと駅だけ地下鉄に乗るのももったいないので、キャリーバックをゴロゴロ引っ張って天神まで歩きました。天気は良いし、道は平坦ですし。
途中、ちょっと気になる古い洋風建築(旧福岡県公会堂貴賓館)を見かけたのですが、今回は寄り道はしませんでした
そして、地下鉄の天神駅のコインロッカーにバッグを入れ、西鉄福岡(天神)駅へ。

西鉄天神大牟田線に乗り、西鉄二日市駅西鉄太宰府線に乗り換えて、太宰府駅

参道は、平日とは思えないほどの人出です
聞こえてくる会話は外国語が多い
東京もそうだけど、福岡にも外国人観光客が戻ってきているんですな

そして、太宰府天満宮

ここで目に止まったのは、「仮殿建設中」立て看板でした。
なんでも、2月1日~5月14日の工期で、御本殿の前に仮殿を建設中で、その間は、建設予定地を挟んで、その手前からお参りするらしい。
下調べをしていなかった私にとっては「ありゃま」なんですが、太鼓橋を渡って、さらに楼門をくぐると、、、、

書き割りに向かってお参りするのかぁ~

でも、先ほど見た立て看板によれば、

御本殿の正面は立入禁止でも、御本殿そのものや飛梅は拝見できそうなので、書き割りの右側に回り込んでみました。
すると、

おぉ、飛梅満開

もう一枚

色鮮やかな欄間にこんな彫刻を見つけました。

鯉? にまたがる仙人?
どこかでも観たことがある意匠だよな…
と、調べてみると、これは「琴高仙人」という仙人を描いたもの。
こちらのサイトによると、

「琴高仙人」は、中国の周時代の仙人で、琴の名人です。200年ほど諸国を放浪した後、弟子達に「龍の子をとってくる」と言い残して川に飛び込みました。約束の日に弟子達が川で待っていると、鯉にまたがって現れたと言い伝えられています。 
「登龍門」のページに記載したように、「鯉が滝を登って龍に変身した」という故事からすると、琴高仙人が言った龍の子とはすなわち鯉だったのです。

だそうで、雪村光琳応挙と、蒼々たる画家たちにも好んで描かれてきた「モチーフ」だったんですな
でも、どうして琴高仙人が、太宰府天満宮の欄間に描かれた(彫られた)んでしょ?

   

ところで、どうして「仮殿」を建設中なのか? ですが、太宰府天満宮のHPによると、

当宮では、御祭神 菅原道真(天神さま)に御縁の深い25という数に因み、25年毎式年大祭を執り行い、御神威の甦りと天神信仰のさらなる発揚を繰り返してきました。
令和9年(2027)に、道真公が薨去(こうきょ)なされてから1,125年という大きな節目を迎えます。この節目となる式年大祭を前に、令和5年5月より約3年をかけ、124年ぶり重要文化財「御本殿」の大改修を行います。

だそうで、改修中の「仮殿」というわけ。
約3年間にわたって、御本殿を拝見することはできなくなりますが、逆にいえば、藤本壮介建築設計事務所のデザイン・設計による「仮殿」約3年間しか存在しないわけで、こりゃ、是非「仮殿」にお参りしたいものです

   

さて、末吉連発で始まった今年の「おみくじ」、ついに「大吉」まで上り詰めました

さすが「大吉」ともなると、書かれている超有名(というか、私は菅原道真公の歌はこれしか知らぬ)の「東風吹かば…」なんですな

でも、「末吉」を連発したときに「あとは上昇一途」とひたすら前向きに受け取ったのとに、ここからは下るだけ??

実際、このあと、ちょっとしたトラブルに遭ったというか、自分でトラブったんですけど…
でも、すんなり解決できたということは、やはり「大吉」なのかな。

   

おみくじを引いたあとは、社殿の裏手に回ってみました。
そこで見つけたのは、「『梅の種』納め所」なるものでした。

立て札には、

古来より、天神さまが宿ると言い伝えられております梅の種を粗末にならぬ様に納める所です。
 天保15年(1844)正月建立

と書かれています。

私は、この日の朝食梅干しを食べて(旅行ではいつもそう)、種は ペッ してきたのですが、太宰府天満宮にこういうものがあることを知っていれば、大事にを持ってきたのにな…

ところで、太宰府天満宮といえば、まず「梅」が頭に浮かびますが、クスノキもまた見事な木が何本もあります。

とりわけ、社殿の裏側はまさに「鎮守の森」
喫煙所の内側からガラス越しに写真をとったら、なぜか入り

最後に、クスノキが一緒の「いかにも太宰府天満宮」な写真を撮りました。

このあとは、寄り道も買い物も飲食もすることなく太宰府駅に戻り、来た時と逆ルート天神(紛らわしい)に向かいました。

太宰府駅に着いた時点で時刻は11:15
太宰府⇒天神⇒福岡空港と移動して、昼食を食べることを考えれば、14:00の飛行機にはちょうど良さげでありました。

次の「#3-2」旅行記完結する予定です。

つづき:2023/04/15 3年半ぶりの福岡旅行 #3-2 [完結編]